ごはんの消耗
自炊が続かない週の、冷凍食品の活かし方
平日の自炊が無理な週がある一人暮らしへ。冷凍食品を「諦めの食事」ではなく「自炊を諦めない仕組み」として組み込むための、一人暮らし歴10年の私(あき)の使い方を書きます。
平日が忙しい週、私は自炊を完全にやめます。「やめる」というより、「冷凍食品で凌ぐ」と決めてしまう。一人暮らしを10年以上続けて、自炊にこだわりすぎると逆に続かない、というのが何度も学んだことです。
この記事は、冷凍食品を自炊を諦めない仕組みとして組み込むための、私の使い方を書きます。冷凍食品が「諦めの食事」になる人と、「平日を回すバッファ」になる人の違いは、組み込み方にあると思っています。
冷凍食品が「諦め」になる理由
冷凍食品を悪く感じてしまう時、原因は冷凍食品そのものではなく、組み込み方にあります。私が「冷凍食品は手抜き」と感じていた頃の使い方を振り返ると、こうでした。
- 思いつきで買う: スーパーで「とりあえず」買って、いつ食べるか決めずに冷凍庫へ
- メインで使う: 冷凍食品だけで食事を完結させようとする
- 栄養を意識しない: 主菜だけになって、野菜や汁物が抜ける
これだと、冷凍食品=栄養が偏った手抜き食、という印象になります。逆に、自炊の補助として位置付け直すと、冷凍食品は強力な味方になります。
「主菜・副菜・汁物」の組み合わせで考える
私の現在の使い方は、冷凍食品を主菜or副菜のどれかにだけ使う、という形です。残りは自炊の常備菜や野菜を組み合わせる。具体的には次のような組み立てです。
| 場面 | 冷凍食品の役割 | 補う部分 |
|---|---|---|
| 完全に疲れた夜 | 主菜(冷凍餃子・冷凍麺・冷凍弁当) | 副菜は常備菜の野菜、汁物はインスタント味噌汁 |
| 自炊する気力少しある夜 | 副菜(冷凍ほうれん草・冷凍ブロッコリー) | 主菜は冷蔵庫の肉魚を焼く、汁物は自作 |
| 翌朝の朝食 | 冷凍パン・冷凍おにぎり | 卵を焼く、ヨーグルトを足す |
完全に冷凍食品だけの夜もあるけれど、その時も野菜の冷凍品(ブロッコリー・ほうれん草・コーン)を1品足すだけで、印象がぐっと変わります。農林水産省の食育情報でも、主食・主菜・副菜のバランスが推奨されています。
ネットスーパーで揃える定番の冷凍食品
私が常備している冷凍食品の定番を書いておきます。ネットスーパーで月1〜2回まとめて頼みます。
- 主菜系: 冷凍餃子(包装ごと冷凍庫から出してフライパンへ)、冷凍ハンバーグ、冷凍唐揚げ
- 副菜系: 冷凍ブロッコリー、冷凍ほうれん草、冷凍コーン、冷凍ミックスベジタブル
- 完結系: 冷凍パスタ、冷凍チャーハン、冷凍うどん、冷凍ピザ
- 朝食系: 冷凍パン、冷凍おにぎり、冷凍フルーツ(ベリー類)
完結系は1食まるごと冷凍食品でいい日用、副菜系は自炊の補助用、と用途で分けると無駄が減ります。
冷凍庫の容量との付き合い方
冷凍食品を活かすには、冷凍庫の容量管理が必要です。一人暮らしの冷蔵庫は冷凍庫が小さめのことが多く、何を常備するかを決めないと、すぐに溢れます。
私のルールは次の通りです。
- 完結系は最大3食分まで(パスタ・チャーハン・うどん)
- 副菜系は冷凍野菜2〜3袋まで
- 朝食系は1週間分まで
- 在庫切れになりそうな品は配達タイミングで補充
ネットスーパーで月1〜2回頼む運用は、冷凍庫の中身を一定に保つのに向いています。ネットスーパー全体の使い方はネットスーパーを一人暮らしで続けるための運用のコツに書きました。
ミールキット・食材宅配との使い分け
冷凍食品とミールキット・食材宅配は、用途が違うので使い分けます。
- 冷凍食品: 「いつ食べるか分からないけど、あると安心」のバッファ
- ミールキット: 「献立を考えたくないけど、食べる日は決まっている」週のメイン
- 食材宅配(定期便): 「平日の自炊メイン」のベース
献立を考える前提が崩れる週は、ミールキットを使う方が冷凍食品より満足度が高いです。考え方の枠組みはミールキット・食材宅配を「手間」で選ぶ、私の比較の観点、献立そのものを軽くする発想は1週間分の献立を10〜15分で決める、私の手順で扱っています。
食品ロスを減らす運用
消費者庁も食品ロス削減を継続的に呼びかけていますが、一人暮らしの食品ロスは「生鮮を買って使い切れない」が大きな原因です。冷凍食品を「正規メンバー」として組み込むと、生鮮を買いすぎなくなり、結果として食品ロスが減ります。
冷凍食品=割高、というイメージもありますが、生鮮を腐らせて捨てるコストを含めれば、トータルで冷凍食品の方が安く済む場面は多いです。
自炊を諦めないための、冷凍食品
冷凍食品を「諦めの食事」ではなく「自炊を諦めないための仕組み」として組み込むと、平日の負担は段違いに軽くなります。主菜・副菜の一部に使い、ネットスーパーで定期補充し、冷凍庫の容量を一定に保つ。三つ並べて運用すれば、冷凍食品は長く効くバッファになります。完璧な自炊を毎日続けるより、平日を凌ぐ仕組みを持つ方が、私の場合は長く続いています。
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