手間をほどく Note for the Quiet Workdays

時間の消耗

平日夜の 30 分を確保する 一人暮らしの設計

平日夜に「自分の時間 30 分」を取れるかどうかが、生活の質を決めていました。家事と入浴を仕組みに逃がし、21〜23時の中に30分の予約席を確保する手順を書きます。

平日夜の 21 時から 23 時の 2 時間半。ここをぜんぶスマホに渡していた時期と、30 分だけでも自分の時間に振り分けるようになった現在を比べると、生活の手応えがまるで違います。

「自分時間 30 分」を平日夜に確保する。これだけで、一人暮らしの平日の質はだいぶ変わります。この記事は、その 30 分を作るための設計を書きます。

なぜ 30 分なのか

「平日夜に 1 時間 自分時間を作る」と決めると、私の場合は続きません。1 時間を確保しようとすると、その日の家事と入浴とリラックスの全てを 21 時までに終わらせる必要があり、ハードルが高い。

30 分なら、22 時 30 分〜23 時の枠で確保できます。これくらいなら、家事を多少押しても、入浴がずれ込んでも、なんとか確保できる。完璧に毎日 1 時間より、確実に毎日 30 分の方が、続きます。

30 分の使い道を、寝る前に決める

30 分の予約席を確保するだけでは、結局スマホに渡してしまいます。私は前日の夜(or 当日の朝)に、その日の 30 分で何をするかを決めるようにしています。

  • 本を読む: 通勤時間の続きを読む
  • ノートを書く: 仕事のメモ・気づき・買い物リスト
  • 手紙・メールを書く: 友人・家族への連絡
  • ストレッチ: 体をほぐす
  • ぼんやりする: 音楽を聞きながら何もしない

何をするかを決めておかないと、自由時間として渡された 30 分は、最も誘惑の強いもの(スマホ)に吸い込まれます。決めておくだけで、その 30 分はちゃんと自分の時間として残ります。

21 時までに家事と入浴を終わらせる

30 分の予約席を 22 時 30 分以降に置くなら、それまでの時間を家事と入浴に振り分けます。私の現在の流れはこんな感じです。

時間帯やること
19:00-19:45夕食・後片付け(食器は食後 5 分以内に)
19:45-20:30自由時間 A(読書 or ぼんやり)
20:30-21:00お風呂
21:00-22:30洗濯・翌日の準備・週末計画など
22:30-23:00自由時間 B(予約席)
23:00-23:30寝る準備

自由時間 A は変動枠で、家事や予定が押した時はここを削ります。自由時間 B は固定枠で、ここは絶対に守る、と決めています。

家事を 21 時までに終わらせるためには、家事を仕組みに逃がす設計が前提です。掃除は掃除を月 1 回にまとめる、一人暮らしの月次リセット運用、献立は1週間分の献立を10〜15分で決める、私の手順、洗濯は洗濯がたまる理由と、ためこまない仕組みの作り方に整理しました。

スマホとの距離を取る

30 分の自由時間中、スマホを手元に置いておくと、ほぼ確実に SNS や動画に流れます。私は次のルールを守っています。

  • 自由時間 B が始まる前にスマホを別の部屋に置く(or 機内モードにする)
  • 通知は OFF にしておく(緊急連絡は別の手段で)
  • 30 分のタイマーは紙のタイマー(or スマートスピーカー)で

スマホを物理的に遠ざけるだけで、自由時間の質がまるで変わります。スマホの距離感を整える話はスマホに奪われる時間を取り戻すで扱っています。

できない日があっても、翌日に持ち越さない

平日 5 日のうち、毎日 30 分の予約席が守れるとは限りません。残業で帰宅が遅い日、体調がいまいちの日、予定が押した日。そういう日は無理せず、自由時間 B をスキップします。

大事なのは、できない日があっても翌日に持ち越さないことです。「昨日できなかったから今日は 1 時間」みたいに帳尻を合わせようとすると、続きません。1 日 30 分 × 週 3〜4 日確保できれば十分、というくらいの気軽さで運用します。

30 分が、平日の質を決める

平日夜の 30 分は、一見小さい時間です。でも、毎週積み重ねると、月で 8〜10 時間、年で 100 時間以上になります。本を 30 冊読んだり、ノートを 1 冊埋めたり、新しい習慣を始めるには、十分な時間です。

私の場合は、この 30 分があることで、平日の手応えが目に見えて変わりました。自分時間の全体像は平日の自由時間が消える理由を分解する、通勤時間との合わせ技は通勤時間を自分の時間にする 私の運用に書きました。

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