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家事の消耗

掃除を自分でやらない、を比較する:私が試した三つの選択肢

ロボット掃除機・コードレス掃除機・家事代行(CaSy)を実際に使ってきた一人暮らしの私が、それぞれ何を任せられて、何が残るかを書きます。優劣ではなく役割で組み合わせると、買い直しが減ります。

一人暮らしで掃除を自分でやり続けるのは、思ったよりしんどい作業です。私は10年以上一人暮らしを続けてきて、最初の数年は「ちゃんと掃除する」と決めて挫折し、次の数年で「任せる」方向に切り替えました。ロボット掃除機を入れ、コードレス掃除機を買い替え、家事代行(CaSy)を月一で試した時期もあります。

その経験から言えるのは、「掃除をやらない」と一言で言っても、選択肢ごとに外せる手間がそれぞれ違うということです。優劣ではなく、役割で並べると組み合わせ方が見えてきます。

家事代行・ロボット掃除機・コードレスで、外せる手間が違う

家事代行・ロボット掃除機・コードレス掃除機。どれも「掃除を減らす」道具ですが、私が使ってきた範囲で言うと、外せる手間の範囲ははっきり違います。

観点家事代行(CaSy 等)ロボット掃除機(ルンバ等)コードレス掃除機(ダイソン等)
外せる手間の範囲掃除そのもの+細かい場所床の定期維持床の即時対応のみ
初期費用入会金・初回料金本体価格+消耗品本体価格
月額換算の負担月1〜2回でも明確充電・フィルター・消耗品消耗品のみ
解約のしやすさサービスごとの規約に従う解約という概念がない同左
立ち会いの要否初回は要、以降は鍵預け可の場合あり不要不要
私の使い方月一で頼んだ時期がある(後述)5年以上稼働中主力、即時対応用に常時出している

家事代行は「掃除そのもの」を、ロボット掃除機は「床の維持」を、コードレス掃除機は「即時の対応」を、それぞれ受け持つ。これが私の中での役割分担です。考え方の枠組みは、献立を任せる場合と同じです(ミールキット・食材宅配を「手間」で選ぶ比較の観点)。

家事代行(CaSy 等)を検討するときに見た軸

家事代行は「掃除そのもの」を外せる手段で、本記事で並べた3手段のうち最も広く任せられます。私が CaSy を試した時に重視した軸は次の四つでした。

  1. マッチング型か派遣型か: スタッフを自分で選ぶ仕組みか、会社が割り当てるかで、当たり外れの感じが変わる
  2. 初回お試しの有無: 一回完結で試せるか、定期契約からの開始か
  3. 時間制か成果制か: 時間で区切るか、範囲で区切るか
  4. 解約・スキップの自由度: 月の利用回数を翌月に繰越せるか、休止の手続きが Web 完結か

私は CaSy のマッチング型で月一を半年ほど続けた後、自分の生活パターンが落ち着いてきたタイミングで定期から離れました。続けようと思えば続けられたのですが、当時はそれよりロボット掃除機の運用に慣れる方が優先度が高かった。この半年の使用感はCaSyを一人暮らしで半年使った正直レビューに詳しく、もう一社の代表格との比較はCaSyとタスカジ、一人暮らしの家事代行はどう選ぶかに分けました。国民生活センターも家事代行の利用前確認を案内しているので、料金の安さだけで選ばず、契約条件と立ち会いの仕組みは先に確認しておくと安心です。

ロボット掃除機を検討するときに見た軸

ロボット掃除機は「床の定期維持」を任せる手段で、家事代行より外せる範囲は狭いですが、ランニングコストは低くて済みます。私は5年以上同じ機種を使っていて、買い替えのタイミングはもう少し先になりそうです。判断軸は次の四つでした。

  1. 間取りとの相性: 段差・カーペット・コード類・家具下の高さ
  2. メンテナンスの頻度: ダストボックスの容量、フィルター交換の周期
  3. 動作音と稼働時間帯: 集合住宅で使える時間帯と音量
  4. 不在中の稼働可否: スマホアプリでの遠隔起動、ペットや子どもの安全条件

私の部屋は段差が少なくて、ロボット掃除機との相性は良かった。コード類は一度詰まらせて以来、床に置かないように動線を変えました。買い切る前に試したい人は、家電レンタル(Rentio 等)で一定期間借りる方法もあります。試してから判断するのは合理的です。機種まで絞り込む段階に来たら、ルンバとロボロックで迷った時の判断材料も置いておきます。

コードレス掃除機は「即時対応」要員

コードレス掃除機は厳密には「自分でやる」道具なので、家事代行・ロボット掃除機と並べると毛色が違います。ただし、ロボット掃除機を持っていても、急に床にこぼした時の即時対応は人間がやるしかありません。出しっぱなしにできる軽量モデルを選ぶと、「掃除するか/しないか」を毎回考えなくて済むようになります。私はダイソンの軽量モデルを玄関脇に常置しています。どの世代にするかで迷うならダイソンの世代選び、型落ちを含めた現実的な絞り方、道具まわり全体の絞り込みは掃除のハードルを下げる 道具の最小セットで扱っています。

私の組み合わせ例

これらは排他ではありません。生活パターンに合わせて組み合わせる方が、私の経験では結局うまくいきます。一人暮らしのよくあるパターンに当てはめて、組み合わせ例を表にしておきます。

生活パターン組み合わせ任せる範囲 / 自分でやる範囲
平日在宅短時間・休日は外出ロボ掃除機(平日)+ コードレス(即時対応)床の維持を機械、突発汚れを自分
在宅時間が長い・体力に余裕コードレス(自分でやる)+ 家事代行(月1で水回り)軽い掃除は自分、重い場所は人
在宅短時間・体力に余裕なし家事代行(月2)+ ロボ掃除機(毎日)ほぼ全て任せる
まず試してから決めたいコードレス1本から始め、物足りなければ追加段階的に任せる範囲を増やす

私は今、上から二番目に近い形で運用しています。家事代行は今は定期では頼んでいませんが、長期の忙しい時期だけスポットで頼む選択肢として持っています。

それぞれを選んだ人が、満足している点と迷っている点

私の組み合わせだけに寄らないよう、各手段を選んだ人の声でよく見かける点も整理しておきます。私が見てきた範囲の公開レビューで目立つ傾向です。

  • ロボット掃除機: 「床の維持を任せられて、掃除の頻度を考えなくなった」という満足の声が目立つ一方、段差・コード・家具下でハマって止まる、という不満も繰り返し挙がります。
  • 家事代行: 「掃除そのものが消えて、帰宅後の部屋が整っている」満足が大きい反面、担当者の当たり外れや料金の負担感を挙げる声もあります。
  • コードレス掃除機: 「軽くて、汚した時にすぐ使える」即時性の満足が多い一方、軽量モデルは吸引力やバッテリーの持ちで上位機に譲る、という声が出ます。

私はロボット掃除機とコードレスを併用し、家事代行は忙しい時期だけ頼む形に落ち着きました。各手段の満足点と不満点を見比べると、どれか一つで全部を賄うより、受け持つ範囲を分けたほうが後悔が少ない、という声の傾向とも重なります。

家事代行・家電を契約する前に押さえること

サービスや家電は、契約・購入の条件で続けやすさが大きく変わります。入会や購入のボタンを押す直前に、各社のページで突き合わせるべき項目を挙げます。

  1. 家事代行: 入会金・最低利用回数・解約期限・スキップ回数の上限
  2. ロボット掃除機: 保証期間・消耗品の入手性・対応間取りの公式情報
  3. コードレス掃除機: バッテリー保証・修理体制・自立可否

考え方の根っこに戻りたい時は、掃除が続かない理由と、続けないで済む仕組みに戻って組み直すと、選び直しが楽です。

一つで完結させない、を前提に

「掃除を自分でやらない」選択肢は、それぞれが受け持つ範囲が別物です。家事代行は掃除そのもの、ロボット掃除機は床の維持、コードレス掃除機は即時対応。一つの手段で全部を済まそうとせず、生活パターンに合わせて組み合わせるほうが、買い直しと契約のやり直しは減らせます。10 年使い分けてきて、これが私のいまの形です。

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